1. お困り事例:主治医に断られても通った

お困り事例:主治医に断られても通った

主治医に断られても通る場合がある

40代専業主婦(東京都):うつ病で10年以上通院しているが主治医が診断書を書いてくれないという方から相談を頂きました。
「先生が障害年金の診断書の協力をしてくれなくて困っています」

相談者

主治医が診断書の協力をしてくれないんですけど、申請は難しいでしょうか?

社労士土橋 

諦めるのは早いですよ!まずは主治医のタイプを見極めたいと思います。普段の診察では穏やかな先生ですか?厳しめの対応をされますか?

相談者

割と穏やかな方だと思います。

社労士土橋 

であれば、診察時に「お困りごとや具体的な症状」を伝えれば協力いただけるかもしれません。例えば「調子はどうですか?」の質問に「変わりありません」などと答えていませんか?

相談者

はい、そんな感じです…

社労士土橋 

お薬をもらうだけの診察とは違って、障害年金の診断書ではご自宅での様子やお困りごとを記入してもらうので、主治医が把握していないと軽い判断になることが多いです。まずは具体的に伝えてみましょう。

相談者

(後日)上記伝えましたが、入院していないと対象にならないと言われてしましました(泣)

社労士土橋 

障害年金の基準よりも厳しい考えを持つ医師は一定数いて残念ながらそのタイプの先生では今後も難しいでしょう。一案として違う病院に転院して別の先生の判断を仰いでみることです。適正な考えを持つ先生もいらっしゃいます。

相談者

(転院して数ヶ月後)あなたの場合は対象になるかもしれないから診断書書きますよと言ってくれました!

社労士土橋 

それは良かったですね!精神の診断書は「主治医の主観」で生活能力が評価されます。このため正しい考えで判断する先生に診てもらうことも考え方です。ただし治療環境やお薬も変わることがあるため、慎重な判断が必要です。※場合によっては弊所で医療機関情報の提供ができる場合もございます。

弊所ではお客様のご病状や生活状況を考えて、一番無理のない進め方をご提案致します。
まずは、ひと言でもいいですからご相談を。原則2営業日以内にご返信いたします。

「主治医に断られても受給した」についてより詳しいことを知りたい方は下記よりご覧いただけます
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主治医の主観による判断


例えば目や耳の疾患であれば視力検査や聴力検査で数値化され、身体の障害では例えば手や足を落としてしまったら障害が「見た目で」判断ができるので、等級判断も容易です。

しかし「精神疾患」の病状の程度は見た目でも分からず数値化もできない

等級判定方法は、主治医が患者から問診で聞いた様子に自分の意見や判断を加えた「主観」で生活状況の困難さを判断します。

薬をもらいに行く従来通りの診察であれば簡単な受け答えだけで足り、ご自宅での細かい生活状況や困難さを伝えていないと思います。

あなたがお話していなければ、医師も知りません。

あなたは通院の前日から食事や入浴、睡眠で体調を整え、当日も発病以前よりも時間をかけて身支度をしてやっと通院していることでしょう。

3分、5分の診察の中で主治医は身なりを整えて(メイクをして)目の前に座っているあなたの外見と言葉でしか判断できません。

やっとの思いで診察室の椅子に座っているあなたの背景は理解していません。

医師の主な仕事は前回出したお薬の効果を確認して本日の処方箋を書くことです。診断書を書くことが主ではありません。


待合室の患者を短時間で回す必要もあり、細かいお話を聞く時間が取れないのが保険診療の現状です。お話はカウンセラーさんに言ってくださいという医師もいます。

これだけ医師と患者の認識のギャップがあることをまず認識しましょう。

ですので診断書を依頼しても「目の前にいるあなた」の外見や少ない情報から想像して書くことになる。このため実際よりも軽くなることが多いのです。

お薬だけではなく、障害年金の診断書を頂くためには、ご自宅での生活状況や困っていることを主治医に正確に伝えて診断書に盛り込んでもらう必要があります。


このために弊所では事前に丁寧な資料作り(病歴・就労状況等申立書)を行って診断書作成を理解していただけるように全力を尽くします。


あなたのこれまでの治療歴や就労歴、生活状況を整理した資料を提供することで診断書作成に否定的であった先生から的確な診断書をいただけたケースが弊所では数多くあります

転院

ただ、これだけ困っていることを伝えても下記のような発言で協力が得られない場合があります。


× 入院歴がないと2級はありえないよ
× 当院では障害年金の診断書は書きません
× うちに来てから1年半経ってからまた来てね
× 一人で通院しているから、困っていないでしょ
× 家族に収入があるから困っていないでしょ
× まだ若いんだから、年金に頼らず頑張りなさい
× 書いてもいいけど、通らないよ。診断書代無駄になるけど書く?
× 年金受けちゃうと働く気にならなくなるよ

障害年金基準やガイドラインが示すモノサシよりも明らかに「厳しい主観」を持つ医師が一定数いるからです。

この場合は病院を変えて違う医師の判断にゆだねてみることも一案です。
※ご事情を詳細にお聞きして転院のサポートができる場合もあります。

主治医に断られても無事受給ができたお客様の声
友様 双極性障害、障害共済年金2級

発症後しばらく経ってから障害年金の制度があることを知りましたが、主治医や支援者に相談しても「無理なのでは」という回答ばかりで諦めておりました。家計が厳しかったため障害者雇用枠で短時間勤務を必死にこなしておりましたが、帰宅後や休日は身体が動かず子育てにも影響が出ておりました。そのような中で土橋さんのHPにたどり着き、主治医への症状の伝え方等をアドバイスいただきながら無事に年金受給することができました。今は主治医との関係は良好で仕事や子育て家計で自責に念にかられることが少なくなりました。丁寧で迅速な対応本当にありがとうございました。

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